山口県の「日本初」「発祥」「唯一」「最古」「人物」調べてみました

山口県はお世辞に言っても、日本国内で目立つ存在ではありません。実際、山口県が日本のどこにあるのか分からないという強者も居たくらいです。

 

だが、しかし!

山口県には、「これって、山口県が発祥だったの?」「日本で初めて行われたのが、山口県だったの?」というような「すごい」ことが沢山あるのをご存じでしょうか。

山口県の「すごい」を知れば、もっと山口県を知りたくなって、山口県出身の方はきっと、山口県出身であることを誇りに思い、自慢したくなるはずです。

ということで山口県の「日本初」「発祥」「唯一」「最古」をまとめてみました。

 

この記事の目次

山口県発祥

明治維新発祥の地

江戸時代末期、武士の世を終わらせるために起こされた革命、「明治維新」を主導したのは、吉田松陰が主宰した「松下村塾」出身者が中心でした。

吉田松陰の思想を受け継いだ、高杉晋作や伊藤博文らの活躍により、日本は近代国家への歩みを始めました。

日本の首相に山口県出身者が多いのは、この明治維新の影響が大きいのかもしれません。

 

セメント会社発祥の地/山陽小野田市

山口県で上位に入る工業都市の山陽小野田市は、日本の民間セメント会社発祥の地と呼ばれています。

セメントの原料となる、石炭や粘土の産出が豊富な小野田の地で、1881年(明治14年)に笠井順八氏が「セメント製造会社」を設立。山陽小野田市を、活気あふれる街へとけん引してきました。

現在でもその面影が町の中でも見られ、「セメント町」という町名があるほどです。

 

近代の地質学発祥の地/秋吉台(あきよしだい)

1964年に特別天然記念物に指定された秋吉台には、日本最大級のカルスト台地が広がり、近代の地質学発祥の地と言われています。

秋吉台は、上に古い時代のもの、下に新しいものがある地層になっており、これは大きな地殻変動によるものと考えられ、日本列島のもとが造られた「秋吉造山運動」と呼ばれています。

また、特別天然記念物の鍾乳洞「秋吉洞」は、日本最大規模の大きさを誇り、全長約9kmのうち1kmが一般公開されています。

名称:秋吉台
住所:〒754-0511 山口県美祢市秋吉町秋吉
電話:0837-62-0115(美祢市観光協会)
URL:https://karusuto.com/

 

車エビ養殖発祥の地/秋穂

甘くてプリプリ、「美味しい」と評判のある、秋穂町の車エビの養殖は日本初。

熊本県の天草では、明治38年に、天然の稚エビの畜養を開始しましたが、山口県の秋穂町では、昭和38年に、親エビに産卵させて稚エビを得る養殖法を、日本で初めて成功させました。

 

日本のクリスマス発祥

1年のうちで最も盛り上がるイベント「クリスマス」は、日本では、山口県で初めて祝われました。

スペイン出身の宣教師「フランシスコ・サビエル」が、布教のために山口県に滞在、宣教師のコスメ・デ・トーレスらが、1552年にクリスマスを祝う降誕祭を行ったことが由来です。

毎年12月には、「山口市」は「クリスマス市」となり、様々なイベントが開催されます。

 

ふぐの延縄漁(はえなわりょう)

トラフグの好漁場である、周南市にある粭島(すくもじま)は、ふぐの延縄漁発祥の地と言われています。

漁師の高松伊予作氏らが考案した漁法で、長い幹縄に枝縄を一定間隔で垂らし、その先に餌を付けた針があり、魚を一匹ずつ釣り上げることができます。

フグに傷をつけずに効率よく漁獲できる漁法なのですが、フグの歯は鋭く、糸や縄が噛み切られることがよくあったため、部分的に「カタガネ」(針金)を使用することで、被害を最小限にすることができるようになりました。

 

五右衛門風呂 長州風呂

薪を燃やしお風呂の底を加熱し、お湯を沸かすお風呂で、木の板を底に敷き入浴する、昔のお風呂「五右衛門風呂」ですが、江戸時代は、鉄は高価なものだったため、底だけが鉄で上は木桶、という造りが主流でした。

僧侶の重源上人が、中国の宋で得た知識を元に考案、製作した、風呂桶全体が鉄でできた「鉄湯舟」が後に「長州風呂」と呼ばれ、明治時代には、製鉄技術の進歩などにより鋳鉄製の「長州風呂」が一般的になりました。

 

おみくじ自動販売機

神社などで見かける、おみくじの自動販売機は、周南市鹿野にある会社「女子道社」で考案、製造されました。

ちなみに、この「女子道社」で生産されるおみくじのシェアは日本一。

中国自動車道の鹿野サービスエリア内にある「おみくじロード」には、開運みくじ、恋みくじなどの、おみくじの自動販売機がズラッと並んでいます。

 

夏みかんの原木

長門市にある青海島(おおみじま)の、大日比(おおひび)の海岸に流れ着いた種を植えてみたところ、みかんの木だったのが始まりと言われています。

最初は自家消費されていただけでしたが、栽培から販売まで手掛けるようになり、萩の特産物となりました。

萩では「橙(だいだい)」や「夏橙」と呼んでいましたが、大阪方面への出荷の際、「夏蜜柑(なつみかん)」に変えてみたらどうかと提案があり、「夏みかん」が商品名として定着しました。

 

粒うに

うにの生息に適した海に恵まれ、うにの加工技術が進んでいった下関だからこそ生まれた加工品。

うにの生殖巣に、食塩やエチルアルコールなどを加えて作られるのですが、このアイデアは、偶然の出来事が発端でした。

明治初期、お酒を誤ってうにの小鉢にこぼしてしまい、そのうにを食べたところ美味しかったので、うにのアルコール漬けが開発されたのだそうです。

 

辛子明太子

明太子といえば福岡県の博多、のイメージが大きいですが、実は、1947年に山口県の高井英一郎氏が開発した、「まぶし型」の辛子明太子が発祥です。

韓国との貿易の窓口となっていた下関から、韓国のキムチ風明太子が輸入されていて、必然的に明太子やたらこに、慣れ親しむようになったことがきっかけでした。

 

自然薯(じねんじょ)

日本原産の山芋「自然薯」は、他の山芋よりもねばりが強く、風味がよいのが特徴で、精が付く滋養強壮食として、漢方薬にも使用されます。

栽培が難しいとされる自然薯ですが、栽培発祥の地柳井市では、試行錯誤の末、パイプの中で成長させ、まっすぐきれいに栽培できる技術をあみ出しました。

 

伊予柑の原木

愛媛県の特産品「伊予柑」は、全国生産量の約9割を占めますが、その伊予柑の原木は、実は山口県にあります。

阿武郡東分村(現萩市)の中村正路氏の園で、1885年(明治19年)に発見された原木から分けた苗木が、愛媛で育成され特産品となりました。

 

瓦そば

熱した瓦の上に茶そばを乗せ、その上にもみじおろしやレモンなどの具材を乗せ、つゆをつけて食べる瓦そば。茶そばを焼くと、お茶の良い香りが食欲をそそります。

西南戦争のときに、瓦の上で肉や野菜を焼いて食べたことをヒントに試作したのが始まりで、今では山口県のご当地グルメとなっています。

 

ジョリーパスタ

パスタ専門店「ジョリーパスタ」は、1971年に徳山市(現周南市)に第一号店を出店しました。

リーズナブルな価格と、本格的なイタリアンメニューが人気で、現在では全国に展開しています。

 

ユニクロ

カジュアルブランド「ユニクロ」の名を、知らない人はいないと言っていいほどの有名店ですが、その前身が山口県にあることをご存じの方は少ないでしょう。

1949年、宇部市に開店した「メンズショップ小郡商事」が、1984年に「ユニーク・クロージング・ウエアハウス」を開店し、その略が「ユニクロ」となりました。

現在も本社は山口県佐山にあります(2021年3月現在)。

 

カンロ飴

醤油味のあまじょっぱさが特徴のカンロ飴。多くの方が食べたことあるのではないでしょうか。

カンロ飴は、1912年に開業した「宮本製菓所」で作られ始めた飴で、1960年に、主要製品であるカンロ飴から名前を取り、「カンロ㈱」に生まれ変わりました。

光市にある工場では、工場見学もできますので、美味しい飴などがどのように作られていくのかご興味のある方は、ぜひご参加ください。

名称:カンロ㈱ひかり工場/光市
住所:〒743-0061 山口県光市小周防高尾568
電話:0833-76-1000

 

日本スキー発祥/長岡外史(ながおかがいし)


陸軍士官学校、陸軍大学校を卒業し、陸軍中将などを務めた長岡外史は、現在の下松市の生まれ。下松市の笠戸島にある外史公園には、長岡外史像が設置されています。

「プロペラひげ」とも呼ばれる、長いひげが印象的な軍人で、日本で初めてスキーの技術を広め、日本の航空の発展にも尽力しました。

新潟県高田(現在の新潟県上越市)の第13師団長時代に軍隊にスキーの普及を促進。これが日本スキーの発祥と言われています。

 

山口県の日本唯一

「ノーベル平和賞」受章者/佐藤栄作

1964年(昭和39年)、内閣総理大臣に就任した佐藤栄作氏は、熊毛郡田布施町の出身で、連続在任期間7年8か月の記録を持ちます。「非核三原則」を表明し、日本で唯一の「ノーベル平和賞」受章者となりました。

 

人類学専門の博物館/土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアム

下関市にある「土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアム」は、日本で唯一の、人類学専門の博物館。

日本人のルーツについての紹介や、弥生時代の埋葬の跡、土井ヶ浜弥生人の顔や形の特徴などを知ることができるスポットです。

名称:土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアム
住所:〒759-6121 山口県下関市豊北町神田上891-8
電話:083-788-1841
URL:http://www.doigahama.jp/

 

徳利窯(とっくりがま)/山陽小野田市

旧小野田セメントの施設に保存されている、セメントを焼成(しょうせい)するための窯で、1883年(明治16年)に建造されました。

高さ約18mのレンガ造りで、お酒を入れる徳利に形状が似ているため、徳利窯と呼ばれました。

日本の近代化への下支えとして稼働した徳利窯は、日本に唯一現存するセメント焼成用竪窯として、国の重要文化財に指定されています。

名称:旧小野田セメント製造㈱竪窯「徳利窯」
住所:〒756-0835 山口県山陽小野田市大字小野田6276番地

 

楮租神社(ちょそじんじゃ)/岩国市

日本で唯一、和紙の原料の一種である「楮(こうぞ)」の神様を祀った神社「楮租神社」が、岩国市本郷町にあります。

1565年(永禄8年)より、中内右馬丞(ちゅうないうまのじょう)が本郷で楮の栽培を始め、そこから造紙業が発展。その功績をたたえて楮租神社を造り、紙の神様として信仰するようになりました。

名称:楮租神社
住所:〒740-0603 山口県岩国市本郷町波野1615

 

上関御番所(かみのせきごばんしょ)/熊毛郡

「番所」とは、江戸時代に通行人や船舶の取り締まりや、税金の徴収を行った所で、瀬戸内海の要衝地である上関町長島に、萩藩が設置しました。

上関御番所は日本で唯一の海上交通の御番所として、2000年に県指定の有形文化財になりました。

名称:上関御番所
住所:〒742-1402 山口県熊毛郡上関町長島593
問い合わせ:0820-62-1460(上関町総合文化センター内上関町教育委員会)

 

オレンジのガードレール

山口県の道を走っていると、オレンジ色のガードレールを見ることがあると思います。

なんとなく想像はつくかもしれませんが、山口県の特産である「夏みかん」の色をイメージして、県道のガードレールが作られているのです。

発端は1963年に開催された「山口国体」で、山口県の特徴を生かしたものでアピールできないか、ということで生まれたもの。

山口県の道を走るときには、みかん色のガードレールを探しながらドライブするのもおすすめです。

 

肥城桃(ひじょうもも)

1981年に、山口県と、中国の山東省の友好協定締結が結ばれたのをきっかけに、1987年に山東省からゆずってもらった特産果樹「肥城桃」は、日本で唯一、山口県でのみの栽培が許されている桃です。

中国の楊貴妃が、好んで食べたと言われている肥城桃。一度は食べてみたいものです。

 

見島牛(みしまうし)

萩市沖の見島で飼育されている、国の天然記念物「見島牛」は、外国種の血統が入っていない、純粋な国産牛で、年に数頭しか市場に出回らない幻の牛。

室町時代から、農耕用に飼育されていた見島牛は、農機具の発達に伴い激減しましたが、見島牛保存会の活動によって頭数が維持されています。

 

無角和牛(むかくわぎゅう)

大正時代、欧米からアバディーンアンガス種の血統をもった牛が導入され、在来種の黒毛和牛と交配し生まれた「無角和牛」は、赤みが多く脂肪分が少ないのが特徴です。

山口県のみで飼育されそのほとんどが阿武町にある無角和牛の郷で飼育されています。

 

シロヘビの生息地/岩国市

アオダイショウの突然変異のアルビノ「シロヘビ」。

自然界では白色が目立ち捕食されやすいので、本来は発生しにくいのですが、岩国では神の使いとしてあがめ、大切にしていたせいか、シロヘビの個体数が多いことで知られています。

近年の都市化により、生息数が減ってきていますが、岩国には、保護、繁殖のための施設が多くあり、保護に努めています。

名称:岩国シロヘビの館
住所:〒741-0081 山口県岩国市横山2-6-52
電話:0827-35-5303
URL:http://shirohebi.info/

 

山口県の日本最古

山陽小野田市青年の家プラネタリウム/山陽小野田市

1965年に開園した、山陽パーク内の施設のひとつとして作られたプラネタリウムで、手動により操作する投影機「ミノルタMS-10」は、現役で稼働しているものの中で最古のもの。

年に数回行われる「天文教室」のときのみ投影されるのですが、館の老朽化により取り壊す案が出ており、何らかの形で残せないかと思案がされています。

名称:山陽小野田市青年の家
住所:〒757-0012 山口県山陽小野田市埴生3230-1
電話:0836-76-1688
URL:https://www.city.sanyo-onoda.lg.jp/soshiki/53/tenmon.html

 

角島灯台/下関市

1875年(明治8年)に完成した角島灯台は、日本海側最古の西洋式灯台で、レンズに使用されている「第一等フレネル式閃光レンズ」は、現役として最古のもの。

現役の灯台として、全国初の重要文化財に指定されるかもしれない、ということで、今後の動向が気きになるところです。

名称:角島灯台
住所:〒759-5332 山口県下関市豊北町大字角島2343-2

関連記事:角島灯台公園は日本で2基しかない灯台がシンボルの公園

 

日本最古の鉄宝塔/阿弥陀寺の鉄宝塔(てつほうとう)

「あじさい寺」としても有名な、防府市の阿弥陀寺にある鉄宝塔は、1197年(建久8年)に鋳造され、日本最古のものとして、国宝に指定されています。

鉄宝塔の中には、釈迦の遺骨(舎利)を納めた「水晶五輪塔」が安置されています。※画像は日本最古の鉄宝塔がある阿弥陀寺

名称:阿弥陀寺
住所:〒747-0004 山口県防府市牟礼1869
電話:0835-38-0839
URL:http://www.c-able.ne.jp/~amidaji/amidaji.html

 

日本最古の禅宗様式の仏殿/功山寺(こうざんじ)仏殿

1320年(元応2年)に建立された功山寺仏殿は、建築された年代が明らかになっている禅宗様式の仏殿としては、日本最古のもので、国宝に指定されています。

二重の屋根に、大きな反りがあるのが特徴です。

名称:功山寺
住所:〒752-0979 山口県下関市長府川端1-2-3
電話:083-245-0258
URL:http://kouzanji.org/

 

現役日本最古の郵便局舎/下関南部町(なべちょう)郵便局

レンガ造りのオシャレな建物で、現在も郵便局として業務が行われている、現役日本最古の郵便局舎です。

登録有形文化財に指定されており、夜間にはライトアップもされ、中庭では、コンサートや結婚式などのイベントが行われます。

名称:下関南部町郵便局
住所:〒750-0006 山口県下関市南部町22-8
電話:083-222-0161

 

日本最古の銅山/長登銅山(ながのぼりどうざん)跡

秋吉台の南東に位置する「長登銅山跡」は、日本最古のもので、奈良時代から1960年(昭和35年)まで操業し、採掘された銅や鉛は、奈良の大仏や、和同開珎の製造に使用されたと言われています。

長登銅山文化交流館には、当時使用していた道具などが展示してあり、坑口などの見学もできます。

名称:長登銅山跡
住所:〒754-0213 山口県美祢市美東町長登610
電話:08396-2-0055

 

日本に現存する最古のピアノ/熊谷美術館

日本に現存する最古のピアノが萩市にあります。

イギリス製のこのピアノが日本に持ち込まれたのは、なんと鎖国時代。オランダ医師のシーボルトが持ち込んだものだそうです。シーボルトといえば歴史の教科のにも載るほどの人物ですね。

シーボルトが帰国する際、かねてより親交のあった熊谷五右衛門義比(くまやごえもんよしかず)にこのピアノを贈ったのだそう。

熊谷五右衛門義比は萩藩御用達の豪商で、シーボルトから贈られたピアノを持ち帰り、熊谷家の土蔵で保管したそうです。

名称:熊谷美術館
住所:〒758-0052 山口県萩市今魚店町47
電話:0838-22-7547

 

山口県の日本初

初代総理大臣/伊藤博文(いとうひろぶみ)

千円札の肖像にもなっていた、初代内閣総理大臣「伊藤博文」氏は、光市の出身です。

1841年農家の子として産まれ、1857年(安政4年)に松下村塾に入門。幕末は武士として活躍、1855年(明治18年)に、初代の内閣総理大臣に就任しました。

 

天神様/防府天満宮


学問の神様として有名な菅原道真などが祀られていて、一年を通して多くの人々が訪れる「防府天満宮」は、日本で最初に創建された天神様と言われています。

裸坊祭りや花火大会などが開催され、2月中旬頃には梅、春には桜が咲く美しい天満宮で、お花見スポットとしても人気があります。

名称:防府天満宮
住所:〒747-0029 山口県防府市松崎町14-1
電話:0835-23-7700
URL:https://www.hofutenmangu.com/

 

国立公園/瀬戸内海国立公園

1934年(昭和9年)に日本で最初の国立公園が指定されましたが、そのうちの一つが、山口県を含めた瀬戸内海です。(雲仙・霧島の3か所を指定)

主に、西側エリアと東側エリアに分かれ、西側には、日本最大規模の群生地がある日本泡サンゴや、イルカの仲間のスナメリの生息地、厳島神社などがあり、東側には、鳴門の渦潮や、生きた化石と言われているカブトガニ、海浜植物のハマゴウなどがあげられます。

 

文書館/山口県文書館

1959年(昭和34年)に、日本で初めて開館した「山口県文書館」には、長州藩に関する史料や公文書など、約50万点もの文書が収蔵されています。

江戸時代の藩政文書や、明治初年から終戦直後までの、県の歴史を知ることのできる貴重な資料が揃っており、歴史好きにはたまらないスポットです。

名称:山口県文書館
住所:〒753-0083 山口県山口市後河原150-1
電話:083-924-2116
URL:http://archives.pref.yamaguchi.lg.jp/

 

ハワイ資料館/ハワイ資料館


ハワイ感あふれる島、周防大島にある日本ハワイ移民資料館は、1999年(平成11年)に日本で初めて作られたハワイ資料館で、ハワイ移民の歴史や資料などが保存されています。

明治18年から大正12年まで、海外移民として大島郡から多くの人々がハワイへ渡り、その後現在までの間にできた、絆や交流を感じることのできる施設です。

名称:日本ハワイ移民資料館
住所:〒742-2103 山口県大島郡周防大島町西屋代上片山2144
電話:0820-74-4082
URL:https://www.town.suo-oshima.lg.jp/syoukoukankou/hawaiishiryokan.html

 

流通通貨「和銅開珎」貨幣鋳造機関/長門鋳銭所(ながとちゅうせんじょ)跡地

日本で最初の流通貨幣である「和同開珎(わどうかいちん)」を作ったとみられる鋳銭所跡が、現在の覚苑寺(かくおんじ)で見つかり、国の史跡に指定されました。

天平2年(730年)には操業していたものとみられており、鋳型の破片などは、国の重要文化財に指定され、長府博物館に保管されています。和銅開珎は全国数カ所で製造されたと考えられるが、遺跡が見つかったのはここだけです。

名称:長門鋳銭所跡地
住所:〒752-0962 山口県下関市長府安養寺3-3-2

 

県営多目的ダム/向道(こうどう)ダム

1940年(昭和15年)に竣工した、日本で最初の県営多目的ダム「向道ダム」は、清流で有名な錦川本川を上流部にもち、主に工業用水などに利用されてきました。

現在では、1965年(昭和40年)に竣工した菅野(すがのダム)と共に、洪水調整や工業用水の供給、向道発電所における発電など、多岐にわたり活躍しています。

名称:向道ダム
住所:山口県周南市大道理

 

教会/サビエル記念聖堂

キリスト教布教のためにスペインから来日した、宣教師フランシスコ・サビエルが、山口県へ来て400年を記念し1952年(昭和27年)に建造されたのが、サビエル記念聖堂です。

日本で初めて建設された教会だったのですが、1991年(平成3年)に火災により焼失。1998年(平成10年)に再建された教会が、現在の姿になります。

白く美しい教会の、近代的で斬新なデザインは、観光スポットとしても人気があります。

名称:サビエル記念聖堂
住所:〒753-0089 山口県山口市亀山町4-18
電話:083-920-1549
URL:http://www.xavier.jp/

 

身分を問わない志願制部隊/奇兵隊(きへいたい)

幕末1863年に結成された長州藩の軍事部隊である「奇兵隊」は、下関を外国艦隊から守る任務を任されていました。

日本で初めて、武士、庶民などの身分を問わず、志願制で集められた部隊で、高杉晋作の発案により結成されました。

西洋式の軽装な装備を取り入れ、これまでのものにとらわれない戦術などにより、その後にできた部隊の中でも群を抜いて強かったと言われています。

 

国際定期フェリー/関釜(かんぷ)フェリー

1970年(昭和45年)より運航を開始した「関釜フェリー」は、日本初の国際定期フェリーで、山口県の下関と、韓国の釜山間の約200kmをつなぐ航路です。

現在は、日本船籍の「はまゆう」と、韓国船籍の「星希」の2船が、夜行便で毎日1便ずつ運航しています。スイートルームや和室などもあり、ゆったりした空間で、約12時間の旅が楽しめます。

 

生息地/南桑(なぐわ)のカジカガエル生息地

体長4~5cm、こげ茶色の「カジカガエル」は、錦川に生息しており、5~8月頃に涼しげな声で鳴き、清流の歌姫と言われています。

岩国市美川町南桑付近に生息するカジカガエルは1936年(昭和11年)、日本で最初の南桑カジカガエル生息地として天然記念物に指定されました。

 

ホタル舟/木屋川(こやがわ)のホタル舟

下関市豊田町木屋川付近は、国の天然記念物であるゲンジボタルの発生地で、ホタルの里と言われています。

船の上からホタルを観賞する「ホタル舟」を、日本で初めて開催したのは「木屋川のホタル舟」。800mの川下りを、約30分かけて楽しめます。

名称:木屋川のホタル舟
集合場所:道の駅「蛍街道西ノ市」
問い合わせ:083-766-0031(豊田町観光協会)
URL:http://toyotacho.com/enjoy-hotarubune.html

 

モモイロペリカンの人工孵化に成功/カッタ君

1967年、インドから宇部市のときわ公園へやってきた、モモイロペリカンの人工ふ化に、日本で初めて成功しました。

インドのカルカッタから名前をとって名付けられた「カッタ君」は人間が大好きで、公園から近所の団地などへ飛んで行ってはお散歩し、市内の幼稚園では子供たちのアイドルとして大人気でした。

名称:ときわ公園
住所:〒755-0001 山口県宇部市大字沖宇部254番地
電話:0836-54-0551
URL:https://www.tokiwapark.jp/

 

世界初のワールドカップスポーツを開催した博覧会/山口きらら博

記憶にも新しい「山口県きらら博」内に特設コースを設置し、世界で初めて、博覧会場内でのワールドカップスポーツ大会「2001 ITUトライアスロン・ワールドカップ 」が開催され、世界から注目されました。

 

まとめ

山口県発祥、唯一、最古、日本初、山口県にゆかりのある企業や人物の一部を紹介しました。山口県にルーツがあるものって、こんなに沢山あるんですね。

どうですか?山口県に少し、興味が湧いてきたでしょうか?もう、山口県の場所が分からない、なんて言わないでください

歴史的価値のある建物や施設、絶滅が危惧される生き物など、これからも守っていきたい山口県の宝物。是非実際に見て、山口県の「すごい」を感じてみてください。




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