宇部の魅力満載！「宇部まつり」で今年の秋も楽しもう

宇部市では毎年11月に「宇部まつり」が開催されます。

今年で67回目を迎える宇部まつりは、曳山パレードや南蛮音頭総踊りなど、宇部市ならではのイベント満載で、県外からの来訪者も多いお祭りです。そこで、今回は宇部まつりの魅力をたっぷりお伝えします。

宇部まつりは時代とともに形を変えて発展してきた

宇部まつりは、もともと市制記念日の祝賀行事として商工会議所が中心となって1934年から始まったお祭りです。

石炭の町として栄えた歴史から、当時は「炭都祭」といわれていました。

市制記念日である11月1日には、商工会議所の仮装行列や広告行進隊、3日には玉替えや菊花展、文芸展が行われ、数多くの夜店が出るなど、宇部市の秋祭りとして発展しながら、市民生活に根をおろすお祭りとなっていきました。

1936年には「宇部石炭まつり」と名称を変更、太平洋戦争で中止となるまで続けられていました。戦後、1952年に「石炭祭」として復活し、1962年には市民総参加の意味を込めて現在の「宇部まつり」と改称されました。現在は、「環境先進都市：宇部」として、宇部の元気を発信するお祭りとして変貌を遂げています。

第67回宇部まつりの見どころは？

宇部まつりは、毎年前夜祭と本祭の2日にわたって開催されます。それぞれの見どころを紹介します。

前夜祭最大の魅力は「よしもとお笑いライブin宇部まつり」

前夜祭では、毎年お笑い芸人のライブが行われています。今年は、2007年にM-1グランプリ準優勝を果たしテレビで大活躍の「トータルテンボス」と、2018年1月のぐるナイおもしろ荘で優勝した期待のコンビ「レインボー」、そして山口県住みます芸人で県内のテレビ番組では大活躍の「どさけん」の3組が出演予定です。

市役所の新庁舎建て替えに伴う工事により、メイン会場が渡辺翁記念会館前と変更になっています。

例年通り、ワールドキッチンも開催されます。世界の料理を堪能しながら、ライブを楽しみましょう。

本祭ではパレードやステージイベントなど楽しみが満載

本祭では、会場が渡辺翁記念会館前と常盤通り、平和通りの3か所で様々なイベントが行われます。

渡辺翁記念会館前では11時～19時までステージイベントが開催されます。今年のスペシャルライブは、山口ゆめ花博のテーマソングを歌う原田侑子さん。山口県のご当地アイドルyamakatsu（山口活性学園）のライブなども行われます。子供たちが大好きな「HUGっと！プリキュアショー」もありますよ。

ワールドキッチンも前日に続いて開催されるほか、屋台Lab＆手作りマルシェも開催されます。

市役所前の常盤通りでは、10時30分～16時までパレードが行われます。宇部市の郷土民謡である「南蛮音頭」の総踊りや地域の子供たちも参加する曳山パレード、商工会議所華創パレードなど、さまざまなパレードを見ることができます。

宇部新川駅前から真締川までの平和通りには、11時～16時までお国自慢物産展やフリーマーケット、キッズ広場などがあります。

消防車やパトカーなどのはたらく車の展示もあり、実際に乗ることもできます。

最近整備されてきれいになった中央街区公園では、レノファわいわいぱぁ～くも開催されます。サッカー好きの子供にはたまらないイベントとなるでしょう。

平和通りは、小さなお子様がいる家族連れならぜひ訪れてみたいですね。

まとめ

宇部市最大のお祭りである「宇部まつり」は、毎年進化を遂げており毎回新たな楽しみ方ができます。

当日は交通規制も行われることから、混雑が予想されます。当日は公共交通機関の利用をおすすめします。

4日であれば東部体育広場駐車場から青少年会館まで、無料のシャトルバスが運行するので便利です。

ぜひ平成最後の秋は、宇部まつりで楽しい思い出を満喫しましょう。

画像引用：山口県Photo素材集